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30代の妊娠率は?30代の妊娠確率やリスクを医師が解説

30代の妊娠率は?30代の妊娠確率やリスクを医師が解説

2025/9/9

30代になって妊娠を考え始めたとき、妊娠の確率やリスクについて不安になる方は少なくありません。実際、「30代でも妊娠できるのか」「染色体異常のリスクは高まるのか」といったご相談は、私たちの外来でもよくいただきます。

30代の妊娠確率は?

まず、妊娠の確率から見てみましょう。30~34歳の方では、1周期あたりの妊娠率は18~30%とされており、1年間避妊せずに性交渉を続けた場合の妊娠確率は約63%です。一方、35~39歳になるとこの確率は下がり、1周期あたり5~18%、1年間では52%とされています。(※1)

※1 引用:M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition より

また、流産の確率にも年齢差が現れます。30代前半では約17.7%、後半では24.5%と上昇します。(※2)さらに、子どもに染色体異常が現れる確率も、30代前半で約1.4%、後半では約4.7%と増加していきます。(※3)

流産率/総妊娠率


女性の年齢と子どもの染色体異常の頻度

女性の年齢

ダウン症候群の子が生まれる頻度

染色体異常をもつ子が生まれる頻度

出生人数あたり

出生千対

出生人数あたり

出生千対

20歳

1/1667

0.6

1/526

1.9

25歳

1/1250

0.8

1/476

2.1

30歳

1/952

1.1

1/384

2.6

35歳

1/385

2.6

1/192

5.2

40歳

1/106

9.4

1/66

15.2

45歳

1/30

33.3

1/21

47.6

48歳

1/14

71.4

1/10

100.0


※2:日本産科婦人科学会 2021年ARTデータブックより

※3「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会」2013|厚生労働省より

将来の妊娠への備えとは?

こうした数字を目にすると、不安になる方も多いと思います。ただ、ここで大切なのは、「どう備えるか」です。まずは、妊娠・出産の準備をなるべく早く始めること。若い卵子ほど妊孕性(妊娠のしやすさ)が高く、リスクも低くなります。

次に、ホルモンバランスを整えることもとても大切です。睡眠、食事、ストレスケア、適度な運動など、日常生活の積み重ねが妊娠の土台を整えてくれます。生理不順や不正出血がある方は、ぜひ一度婦人科での検査を受けてみてください。

卵子凍結保存という選択

そして、すぐに妊娠のタイミングが持てない方には、「卵子凍結保存」という選択肢もあります。これは、妊孕性の高いうちに卵子を採取し、将来の妊娠に備えて保存しておく方法です。

卵子凍結は、排卵誘発剤で卵胞を育てたのち、複数個の卵子を採取し、マイナス196℃の液体窒素内に保存します。この方法により、卵子の質が高い状態で将来の可能性を残すことができます。

当院では、卵子凍結を検討されている方に向けて、パッケージプランをご用意しています。たとえば、凍結個数1〜5個で税込363,000円、6個以上で税込418,000円となっています。料金の詳細はこちらをご覧ください。

また、卵子凍結にも年齢制限があり、採卵は40歳未満、凍結卵子の使用は50歳未満が目安とされています。妊娠確率や不妊治療の成功率は年々低下していきます。だからこそ、少しでも若いうちにご自身の体と向き合うことが、将来の安心につながると私は考えています。

30代の妊娠・出産に不安を抱えている方も、将来の妊娠を考えている方も。ご自身の体のことや将来の可能性についてぜひ一度、私たちと一緒に考えてみませんか?いつでもお気軽にご相談ください。

今のあなたが“間に合っている”かどうか

30歳前後になり「もう遅いかも?」とご質問いただくことも多いのですが、パートナーの有無や将来の妊娠計画は違うものです。ご自身の状況に合った選択をするためにもAMH検査で現在の状態を可視化してみるのはいかがでしょうか。いま妊娠を考えているかた、または将来妊娠を考えているというかたは、早めに妊娠出産の準備を始めてみてくださいね。

AMH検査の初診予約はこちら ▶︎



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